スティーブ・ジョブズが実現したかった「iPhone XII」コンセプト

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Appleが今年発売する新型iPhoneは、背面にトリプルレンズカメラが採用されるほかは、外観上に大きな変更は行われないとの噂が流れています。

このため、iPhoneの大幅なモデルチェンジを希望している方は、来年に発売される2020年モデルに期待をかけている方が多いかもしれません。今回、Appleが2020年に発売する「iPhone XII」を予想したコンセプト動画が、おなじみConceptsiPhoneによって公開されています(MSPoweruser)。

iPhone XII(iPhone 11)の大きな特徴は「Apple Space Display」と呼ばれる側面までをカバーした全面ディスプレイです。側面に音量などが表示可能となり、ボリュームボタンや電源ボタンなど、ボタン類が全て削除されています。

フロントカメラやセンサー類が、ディスプレイ内部に埋め込まれノッチが消滅しているのも特徴です。20m離れても充電できるワイヤレス充電機能や、カラフルな新色も追加されています。ソフトウェアの面では、「Quick Apps」と呼ばれるスワイプによる通知の表示機能が組み込まれています。

物理的なボタンは故障の原因にもなるため、ボタンの削除は信頼性の高いスマートフォンのための現実的なメリットもあります。ちまたでは折りたたみ可能なスマートフォンも盛り上がっていますが、AppleがiPhoneにどのような新機能を取り込んでいくのか注目を集めそうです。

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