複雑なMacの起動プロセスを図解した「Booting the Mac」

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Bootprocess

Macの電源を入れた後ユーザーはただデスクトップが表示されるのを待つだけですが、その間、Macの内部ではさまざまな処理がおこなわれます。

POST(Power-On Self Test)と呼ばれる初期処理の後も、入力デバイスのチェックや、各種ストレージの初期化、グラフィックカードの初期化などさまざまな処理を実行する必要があるのです。

このようなmacOSの起動時の流れを詳しく知りたい方は、eclecticlight.coで公開されているブログ記事「Booting the Mac: Visual Summary」を参照すれば良いでしょう。

macOSの起動時の動作を表現したシーケンス図が公開されており、処理の流れを視覚で確認する事が可能となっています。電源ボタンを押したところから始まる起動処理は上から下に進んでいき最終的に、boot.efiやカーネルキャッシュの実行に到達します。グリーンはユーザーの入力を、ピンクはプロセスを、青は相互作用を、赤はデータの場所をあらわしていて、最近のMacに搭載されているT2チップに関する処理は黒い囲みで強調されています。

かなり専門的な情報ですが、ターゲットモードを起動する「T」キーや、スタートアップマネージャーを起動する「Opt」キー、その他「Command+R」「Command+S」「Command+V」などがそれぞれ異なる段階で処理されていることがわかる興味深い図となっています。

またそれぞれの処理の各段階の詳しい説明も公開されています。

初期化の流れを押さえてトラブルシューティングに役立てたい方、macOSの起動時の処理に純粋に興味のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

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