「Atom 1.9 & 1.10 beta」がリリース - ディスプレイレイヤーにより折り畳みやワードラップが改善

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米GitHubは8月1日(現地時間)、オープンソースのテキストエディタ「Atom」の最新安定版v1.9.0をリリースしました(公式ブログ窓の杜)。ディスプレイレイヤーの導入によるワードラップ機能の改良や、Electronの更新、ドラッグ&ドロップによるレイアウト管理機能の強化などが行われています。

v1.9.0の主な新機能は以下の通りです。

  • ディスプレイレイヤー: 描画速度の改善とフリーフォームフォールドやソフトラップアルゴリズムの改良等の新機能の導入
  • Electron v0.37.8への更新: パフォーマンスの改良と効率的なリガチャーレンダリングが全てのプラットフォームで利用可能に
  • ドラッグ&ドロップによるレイアウト管理: 直感的にワークスペースを整理できる
  • ファイル保存時の信頼性の拡張: ハードクラッシュが発生した際もファイルが失われる危険性を最小化する
  • Windows環境のシェルコマンドの互換性: CygwinとMsysコマンドとの互換性強化

なおこれまで試験的に導入されていたGitリポジトリを非同期で扱うためのAPIであるGitRepositoryAsyncは今回のパッケージで削除されました。理由として同APIの使用がAtomのヘルパープロセスを不安定にし、ハードクラッシュを引き起こすことが挙げられています。

また同時に1.10 Betaも公開されていて、こちらではAtomパッケージマネージャのアップグレードが計画されています。

I screenshot1 タイトル Atom
公式サイト https://atom.io/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6921-atom
説明 GitHubがオープンソースソフトとして開発を行うテキストエディタ。Win / Mac / Linuxに対応。
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