Windows 10の次期更新でGoogle Chromeが改良へ

S 20200505 111341

Microsoftは現在、Chromiumベースの新しいEdgeブラウザを採用しており、上流に位置するChromiumの開発にも参加しています。
同じくChromiumベースのWebブラウザであるGoogle Chromeも恩恵を受ける形になっているなか、EdgeのエンジニアがWindows 10のアクションセンターとChromeの連携を改善するための作業に着手している事がわかりました(Windows Latest)。

現在、Windows 10で単一のWebサイトから複数の通知を受信し、アクションセンターで最新以外の通知をクリックすると、Chromeは通知で定義されたURLではなく、サイトのデフォルトURLを開くという問題が存在します。

Edgeのエンジニアによると、不具合の原因はWinRTトーストイベントにあり、次のWindows 10のアップデートでは、クローズイベントがChromeやEdgeのようなWin32アプリに送信されるようになることでこの問題が解決されることになるというのです。

また古いバージョンのWindows 10では、WinRTトースト破棄イベントをWeb通知クローズイベントとして使用するのをやめ、ChromiumのWeb通知の状態がWindowsアクションセンターの状態と一致しているかどうかを定期的にチェックして、通知が閉じられたことを検出し、通知の不具合を回避する方法が提案されています。

For older releases of Windows 10, I propose that we stop using the WinRT toast dismissed event as the web notifications close event. Instead, we should detect when notifications are closed by periodically checking if Chromium’s web notification state matches the state of the Windows action center. If Chromium is tracking web notifications that no longer exist in the action center, we can assume the notification closed. We can use multiple signals to trigger the notification state check, including when a timer fires, when a toast is clicked, dismissed, or shown, when toast history is retrieved and more

Windowsを知り尽くしているMicrosoftのエンジニアがChromiumの開発に積極的に関与することで、Windows版ChromeやEdgeの使い勝手が向上することが期待できます。