Microsoft、Windows 11の厳しいシステム要件を正当化

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Microsoftの最新のオペレーティングシステム「Windows 11」では、セキュリティ機能が大幅に強化され、必要とするハードウェアの要件も厳しく変更されました。

要件の変更は、Windows 11にアップデートすることができないユーザーに不満をもたらす結果となっていますが、Microsoftは、Windows 11であらゆる潜在的な攻撃に対処するために、新世代のハードウェアが必要であると説明し続けています。

Microsoftが先週公開したYouTube動画では、MicrosoftがWindows 11を新世代のハードウェアで動作させることが、特にセキュリティの観念からいかに重要であるかを証明するものとなっています。

動画ではTPM 2.0とセキュアブートが有効になっていないWindows 10 PCで、脆弱なオープンリモートデスクトッププロトコルを悪用して管理者権限を取得し、模擬的なランサムウェアを配布することに成功しています。また、VBS搭載していないPCで、指紋認証によるユーザーログインのローカルな悪用を実演しています。

Microsoftは、古いコンピューターでWindows 11を実行することは可能であるものの、その場合セキュリティ機能だけではなく、新世代のハードウェアで得られるパフォーマンスの向上も期待できないと要件の変更に理解を求めています。

古いハードウェアで一連のテストを行い、より多くのPCでWindows 11を実行できるか判断したそうですが、古いハードウェアではWindows 11を実行できる場合でも、パフォーマンスが著しく低下したり、アプリケーションのエラーやクラッシュが発生する可能性が高くなるとのこと。

Microsoftは「最低限のシステム要件を満たしていないWindows Insiderのマシンでは、要件を満たしているマシンに比べて、カーネルモードクラッシュ(ブルースクリーン)が52%多く発生しました。要件を満たしたマシンでは、99.8%クラッシュが発生せず、OEMやIHVは最新のドライバーアップデート管理によって効果的に管理されています。さらに、サポートされていないハードウェアでは、アプリのハングアップが17%多く発生し、ファーストパーティ製アプリでは、クラッシュが43%多く発生しました」と説明しています。

[via Softpedia]