OneNote 2016は今後OneNote for Windows 10で置き換わる

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無料で利用可能なマルチプラットフォーム対応のノートアプリとして大きな人気を集めるMicrosoftの「OneNote」アプリ。現在Windowsでは、デスクトップ版の「OneNote 2016」と、Windows 10専用のUWP版「OneNote for Windows 10」が並立する状態ですが、今後はOneNote for Windows 10がWindows用のデフォルトアプリとなることがわかりました(MSPoweruser)。

MicrosoftのWilliam Devereux氏は18日(現地時間)、「The best version of OneNote on Windows(Windows上のOneNoteのベストバージョン)」と題したブログ記事で、今年の後半公開されるOffice 2019では、OneNote for Windows 10がOneNote 2016を置き換えるデフォルトのOneNoteアプリになると明らかにしています。

OneNote for Windows 10は公開以来、パフォーマンスや信頼性の改善が進み、新たに搭載される同期エンジンによって、ノートコンテンツの同期も高速化することが約束されています。新同期エンジンはMac/iOS/Androidなどでも利用可能となる予定です。

OneNote for Windows 10はMicrosoft Storeによって常に最新版を使用する事が可能で、OneNote 2016のみで提供されていた多く機能もフィードバックによって取り込まれてきているとのこと。

一方OneNote 2016には新機能が追加されなくなくなるものの、今後も引き続き使用可能で、 2020年10月までのメインストリームサポート、2025年10月までの延長サポートが提供されます。

これまでOneNoteの状況に注意を払ってきた人ならば、今回の発表は驚くべきことではないかもしれません。むしろいよいよMicrosoft自身が既存アプリケーションのUWP化に本腰を入れてきた証として注目したい情報です。

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