【要注意】Windows 10のバグでFLAC音声ファイルが破損する可能性 - 修正方法も

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オープンフォーマットの可逆圧縮音声ファイルフォーマット「FLAC(Free Lossless Audio Codec)」をWindows 10で使っている方は注意が必要かもしれません。ファイルエクスプローラーでFLACファイルのメタデータを編集すると、ファイルが破損する可能性がある不具合が存在することがわかりました(Windows Latest)。

Microsoftが発行した新しいサポートドキュメントによると、不具合はWindows 10 Version 2004以降のPro、Home、Enterprise、Workstationディションなどに影響し、タイトルやアーティストなどのメタデータが変更された場合に、Free Lossless Audio Codec (FLAC) 音楽ファイルが再生できなくなる場合があるとのこと。

不具合は、FLACヘッダーの前にID3フレームを含む特定のFLACファイルで発生します。ID3は音楽のタイトル、アーティスト、アルバム、トラックナンバーなどの情報を格納する役割を持っていますが、Windows 10は、ID3フレームを無視しており、ユーザーが音楽ファイルのメタデータを編集すると、ID3フレームが開始コードなしで上書きされ、その結果、音楽プレーヤーで、変更されたファイルを識別できなくなるとのことです。

この問題は、プレビュー版の更新プログラムであるKB5003214ですでに修正されており、更新プログラムを適用するとFLACファイルのタイトルやアーティスト、その他メタデータを変更してもファイルが再生できなくなることはないそうです。

また、音楽ファイルが破損したユーザーに対してはこれを修復するPowerShellスクリプトが提供されていますが、スクリプトを使用してもID3フレームに格納されていたメタデータを復元することはできないとのこと。