Windows 10の累積アップデートKB4540673でシステムのクラッシュやユーザーデータが消える不具合が発生

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Windows 10 logo

先日、Windows 10 Version 1903/1903用の3月の月例更新プログラムKB4540673を適用ししたシステムでBOSD(ブルースクリーン)が発生している事をお伝えしましたが、この更新プログラムではその他さまざまな問題が発生している事がわかりました(
Windows Latest)。

まずBSODが発生すると報告しているユーザーの数は増えているようで、「BSODエラーが発生したのでアップデートをアンインストールしたら問題が解決した」と報告しているユーザーや、「BIOSのロード画面でフリーズし、以前のバージョンに復元しても再度更新プログラムがインストールされてしまった」と報告しているユーザーが存在するようです。

またオーディオに関する問題も報告されています。Microsoftフォーラムには、KB4551762(SMBv3脆弱性が修正パッチ)をインストールしたところ、ラップトップでサウンドが聞こえなくなったとのコメントが書き込まれています。

また2月の月例更新プログラムでも報告されていたのと同じ、一時ユーザープロファイルのデータを間違えて読み込んでしまう不具合も引き続き報告されている模様です。この不具合が発生するとスタートメニューや設定、タスクバー、デスクトップなどの設定がデフォルトになってしまいますが、リネームされた一時プロファイルを手動で戻すことで復元することができます。

Microsoftはこれら不具合に関するコメントを発表していませんが、更新プログラムが原因の場合、以下の手段でアンインストールすることができます。

  • 「設定 > 更新とセキュリティ」を開く
  • Windows Updateで「更新の
    履歴を表示する」を選択
  • 更新のアンインストールをクリック
  • 目的の更新プログラムを選択してアンインストール
  • 再起動する

なおWindows Update経由で更新プログラムが再度自動的にインストールされるのを防ぐには、Microsoftが提供している「Show or hide updates」と呼ばれるツールを使用します。使用方法は公式サイトで詳しく説明されています。

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