Windows 10 Version 1909ではローカルアカウントの作成がより困難になっている事が判明

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Sign in pro

Windows 10の機能アップデート「Windows 10 November 2019 Update(Version 1909)」はこれまでの機能アップデートとは異なり、新機能はほんとど追加されていません。

しかしやはりWindows 10 Version 1903とは異なる部分があるのも確かで、Windows 10の初期設定機能(OOBE)でローカルアカウントを利用したセットアップがこれまでよりも困難になっていることが分かりました(Softpedia)。

今回見つかった変更はWindows 10をクリーンインストールするセットアッププロセスに影響するものです。Paul Thurrott氏の詳細な分析によると、Windows 10 ProとHomeエディションの両方でローカルアカウントによるセットアップが難しくなっているそうで、比較するとHomeエディションの方がより深刻な状況になっている模様です。

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Homeエディションはネットワークに接続しない事で回避

まずWindows 10 Proに関しては、これまで同様にローカルアカウントを利用したセットアップが可能となっています。「Sign in with Microsoft」画面の左下に存在する「Offline account」リンクをクリックしてローカルアカウントを作成することができますが、その後、新しい「Limited experience(制限された体験」画面が表示され、Microsoftアカウントの使用を再考するように促されるとのことです。

Sign in home

Windows 10 Homeでは問題は深刻で、「Sign in with Microsoft」画面の左下の「Offline account」リンクが削除され、そのままではローカルアカウントを利用したセットアップが実行できません。ただし回避策が存在し、ネットワークに接続しない状態でOOBEを実行することでローカルアカウントを作成できるそうです。

しかし変更はこれで終わらずセットアップ完了後、ネットワークに接続したタイミングでOOBEプロセスを完了するよう即すポップアップが表示されるとのことです(スキップ可能)。

現在のところセットアップに必ずMicrosoftアカウントが必要なわけではなく、なんらかの回避策が存在しますがローカルアカウントを利用したセットアップはますます分かりづらくなってるようです。

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