池井戸 潤(著) / 文藝春秋(2024-04-12)
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池井戸潤の最新長編の舞台は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?