【30%OFF】小学館 P+Dブックス 創刊10周年  30%OFFキャンペーン(10/22まで)

「P+D BOOKS 苦の世界」「P+D BOOKS 馬よ花野に眠るべし」「P+D BOOKS 花石物語」など
📘値引き率や還元率は変更される場合があります。
📘購入前によく確認する事をおすすめします。

★注目の書籍★

宇野浩二(著) / 小学館(2025-07-10)
価格:¥577 / ポイント: 6pt(1%)(記事公開時)
「苦」を諧謔的に描く“小説の鬼”の出世作。「なぜ、あなたは、私がはじめにあなたと一しょになろうといった時に、いけない、おれは甲斐性なしのいくじなしなんだから、と白状してきっぱりとことわらなかったんです。……いくじなし」 日々、妻のヒステリー発作に悩まされている売れない画家の住友。要領が悪く、お金もない住友を、住友の親がいようが、近所の目があろうが、おかまいなしに大声で騒ぎ立てる妻の存在が、彼にとっては「苦」そのもの。
水上勉(著) / 小学館(2025-07-10)
価格:¥577 / ポイント: 6pt(1%)(記事公開時)
輜重兵にスポットを当てた異色の戦争文学。「どうせ、向うが闇の世を生きるのやったら、今日まで仲よかった馬と一しょに、あしたから暮したかて……かめへんやないか。わしは、この馬が好きなんや」 終戦直前に軍馬の世話をする輜重特務兵として徴集された肥田善六。馬を忌避する習慣のある地に生まれた善六だが、担当する馬・敷島と暮らすうちに絆が生まれ、復員時には全財産をなげうって買い取ることに。
井上ひさし(著) / 小学館(2025-06-12)
価格:¥539 / ポイント: 5pt(1%)(記事公開時)
『青葉繁れる』に連なる自伝的小説の名篇。東大生や早大生の学帽を見るたびに、自分がかぶっている鷲のマークの学帽に引け目を感じ、ついには吃音症になってしまった小松夏夫は、花石に住む母親の誘いで、夏のあいだ気晴らしを兼ねて東京を離れることに。東北の田舎町だと思っていた花石には、大きな製鉄所と三陸随一の漁港、内外航路があり、港町らしいにぎやかな花街もある。母の下宿先の岩舘老人、母が営む屋台の常連さん、向かいの部屋の気立てのいい娼婦・かおりらに囲まれて、夏夫の気持ちは次第に癒されていった。

その他の書籍