2025年10月14日(米国時間)のパッチチューズデーをもってWindows 10のサポートが正式に終了します。
Windows 10ユーザーの移行先はWindows 11がメジャーな選択肢ですが、古いPCを使用している場合、Windows 11の要件を満たしておらず、アップグレードできない場合も少なくありません。そんな中、注目を集めているのが「Winux 11.25.10 “W10EOL"」です(公式ブログ)。
Winuxは、Ubuntu 24.04 LTSをベースにしたLinuxディストリビューションで、Windows 10/11風のUIを忠実に再現しているのが特徴です。スタートメニュー、タスクバー、コントロールパネルなど、見慣れた操作感を提供しながら、Linuxの軽快さと安定性を兼ね備えています。
最新版の「Winux 11.25.10 "W10EOL"」は、特に、「使用中のデバイスがWindows 11にアップグレードできないユーザーに最適」とされ、以下のような特徴を持っています。
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KDE Plasma 5 + Redsandテーマ:Windows風の外観を忠実に再現
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PowerTools 1.8.3:Windowsのユーティリティを模したツール群
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Wine対応:.exeや.msi形式のWindowsアプリが動作可能
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Androidアプリ対応:PlayStore統合でスマホアプリも利用可能
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OneDrive・Teams・Edge対応:Microsoft製サービスとの親和性も高い
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OnlyOffice 9搭載:WordやExcel互換のドキュメント編集環境
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Live壁紙・AD対応ログイン画面:カスタマイズ性と企業利用にも配慮
Windows 10のEOL(End of Life)により、古いハードウェアでも快適に動作するLinuxディストリビューションが注目を集めてます。Winuxは長期サポートが保証されているUbuntuベースのため、安心して使い続けられる選択肢です。