Microsoftは2023年、Windows 11にAI機能「Copilot in Windows」を導入しました。Windows版のCopilotは会話型インターフェイスを搭載し、Windowsのさまざまな操作を助けてくれますが、今後さらなる進化の可能性もありそうです。
米Gizmodoは、Dellが最近作成した、Copilotを強化したAIアシスタントが登場するデモ動画を確認したと伝えています(Neowin)。
デモ動画では、Windows 11上で動作する改良版Copilotのモックアップが具現化されていて、Copilotによって、トラックボールの輝度コントロールを表示したり、インストールされているグラフィックドライバのバージョンを確認したりする様子が確認できます。
また別のデモでは、公衆Wi-Fiルーターにログインする場合に、CopilotがWi-Fiセキュリティを自動的に設定できる機能が示されています。
また、Copilotのアイコンはシステムトレイの邪魔にならない位置に配置されています。
今回作成されたデモに含まれる機能が、Windows 11 Copilotで実際に利用できるようになるわけではありませんが、Dellがわざわざモックアップを作成したことは、PCメーカーがAI活用のためのアイデアを模索していることを示しています。
