Git 2.30がリリース - デフォルトブランチ名の"main"への変更が進む

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Git開発チームの濱野純氏は12月28日(現地時間)、分散型バージョン管理ツール「Git」の最新版「Git v2.30.0」をリリースしたことを発表しました(Phoronix)。

Git v2.30.0はv2.29.0以来、29人の新人を含む83人の貢献者によって作成された、495件の非マージコミットで構成されたリリースとなっています。

2020年前半に公開されたGit 2.28では、デフォルトの"master"ブランチの代わりに任意のデフォルトブランチ名が設定できるようになりました。例えば"master"ではなく"main"や"default"をデフォルトブランチとして使用できるようになるという変更ですが、Git 2.30では、Gitの内部でも"master"から"main"へ移行するための作業が進められています。なお"master"ブランチから"main"ブランチへの変更は、FedoraやLLVM、Mesaその他多くのプロジェクトで進められています。

Git 2.30では、Gitのテストが変更され、デフォルトの初期ブランチ名が "master" ではなく "main" の場合でも問題なく処理できるようにする変更や、PHP/Rust/CSSのuserdiffの更新、Gitアーカイブで.tar.gz 出力の圧縮レベルを9以上に設定できる修正、コマンドライン補完の改良、git bitsetのCコード書き直し、その他多数の不具合が行われています。

新機能の詳細はアナウンスに含まれるリリースノートで確認することができます。

S icon タイトル Git
公式サイト https://git-scm.com/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6977-git
説明 Linuxの開発者Linus Torvaldsによって開発された分散型のバージョン管理ツール。
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