Appleは本日、iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS 15.2、tvOS 18.2、watchOS 11.2、visionOS 2.2の各RCを開発者に対して公開しました(MacRumors)。iOS、iPadOS、macOSに関してはパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者や、Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、「設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート > ベータアップデート」からベータ版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 18.2 RC | 22C150 | 2024/12/05(米国時間) |
iPadOS 18.2 RC | 22C150 | 2024/12/05(米国時間) |
iPadOS 17.7.3 RC | 21H312 | 2024/12/05(米国時間) |
macOS 15.2 RC | 24C98 | 2024/12/05(米国時間) |
tvOS 18.2 RC | 22K154 | 2024/12/05(米国時間) |
visionOS 2.2 RC | 22N840 | 2024/12/05(米国時間) |
watchOS 11.2 RC | 22S99 | 2024/12/05(米国時間) |
iOS 18.2、iPadOS 18.2、macOS 15.2では、Apple Intelligenceに関し、以下のような新機能が追加される予定です。
- Image Playground。プロンプトに基づいて画像を作成することができる。
- Image Wand。iPadのメモアプリで利用可能。スケッチなどから適切な画像を生成。
- Genmoji。説明やフレーズに基づいて作成できる新しいカスタム絵文字。
- Siri ChatGPT統合。
- Visual Intelligence。iPhone 16で利用できる機能。例えば、カメラを開いてレストランに向けると、営業時間やレビューが表示されるなど。
- ライティングツールの強化。
- より多くの言語に対応。米国英語に加え、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国でもローカライズされた英語をサポート。
- サードパーティ製アプリに、ライティングツール、Genmoji、Image Playground機能を追加するための開発者向けAPIが導入。
- ウェイティングリスト。Genmoji、Image Playground、Image Wandを使用するためのウェイティングリストあり。
iOS 18.2より後に登場するバージョンでも、日本語を含むさらなる多言語への対応など、Apple Intelligence関連機能の強化がみこまれます。
なお、macOS Sequoia 15.2では現在地の天気をMacのメニューバーに表示することができる機能が追加されています。メニューバーのアイコンは天気によって変化し(曇りなら雲、晴れなら太陽のように)、気温も表示されます。アイコンをクリックすると、今後の天気と気温が1時間ごとに表示されます。