
macOS 27 Golden Gateは、昨年のTahoeで積み残した問題を解消し、より軽快で安定した体験を提供するという触れ込みで登場しました。
バージョンアップしたのに軽くなった「Snow Leopard」の再来を期待した人も多いかもしれませんが、残念ながら現段階ではいまのところはそうなっていないのかもしれません。
ブログ記事「macOS Golden Gate Is a Buggy Mess」で、macOS Golden Gateの細かな不具合が多数リストアップされています。
macOS Golden Gateの不満点いろいろ
UIのズレが目につく
macOS Golden Gateの不満点の一つとしてまず指摘されているのが、UIの基本ともいえる「配置のズレ」です。QuickTimeの録画ボタンやウィンドウタイルのアイコン、テキストのセンタリングなど、細部の配置がきれいにそろっていないことが指摘されています。

システム設定の見出し周りの余白も不自然で、全体の統一感が損なわれているとのことです。
旧要素が混在する
Tahoneの要素がそのまま残っている部分も問題です。Macユーザーガイドが旧OSのままだったり、タッチバーの設定に古いSiriアイコンが残っていたり、ネットワークアプリが新旧アイコンを使い分けてしまったりしていると指摘されています。細かい話ではあるものの、仕上げの甘さが目につく部分です。
メニューバー周りの不安定さ
メニューバーに関しては、アーキテクチャが変更され、サードパーティ製のメニューバー管理アプリが軒並み影響を受けています。

安定していれば問題は少ないのですが、メニューバー自体がクラッシュしたり、アイコンを動かしただけで落ちる場合もあるとのことです。Filefoxではプロファイルメニューの読み込みが妙に遅い、ファイルメニューが勝手にハイライトされるといった奇妙な動作も確認されています。
システム設定の検索も不安定
システム設定の検索も不安定で、検索バーが反応しない、検索結果の移動が矢印キーでうまくできない、リンクが一瞬しかクリックできないといった挙動が指摘されています。

Mission Controlにも謎挙動
Mission Controlについても、NeXTSTEP時代の名残がUIに露出してしまう場面があったり、ウィンドウサイズが誤って計算されたり、ウィンドウコントロールが消えたりするなど、普段使いの操作に影響する不具合が確認されています。タイル表示も相変わらず不安定で、意図しないレイアウトが突然現れることもあるそうです。
バグとまでは言えないものの、気になる点も多く残っており、タッチバーのアイコンが画面上のUIと一致しない、スクリーンショットアプリで角が直角になる、カメラアイコンの形が実物と違う、メニュー項目にホバー時のフィードバックがないといった点がリストアップされています。
まとめ:改善のための時間が必要
Hacker Newsでもこの記事は話題となっており、多くのユーザーがmacOS Golden GateでUIの細部が雑になっている点や、メニューバー、設定アプリが不安定であるという点に共感しています。
macOS Golden Gate は小さな改善を積み重ねたリリースのはずでしたが、実際には日常利用で気づいてしまう不具合が多く、Snow Leopard のような完成度にはまだ遠い状態のようです。年次アップデートのサイクルが負担になっている可能性もあり、もう少し時間をかけた磨き込みが必要なのかもしれません。
