Appleが7月24日にリリースしたmacOS Ventura 13.5で、位置情報サービスに関連した不具合が報告されている事がわかりました(MacRumors)。
macOS Ventura 13.5にアップデートしたユーザーから、Apple公式アプリやサードーパーティアプリから、位置情報の許可リストにアクセスできず、コントロールすることができないとの報告が寄せられています。
macOS Ventura 13.5では、「システム設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス」にアプリの一覧が表示されていないため、アプリ毎に位置情報サービスのオン・オフを切り替えることができず、現在どのアプリが位置情報にアクセスすることができるかを確認することができません。
新規にインストールしたアプリが位置情報サービスへのアクセスを要求しても、オンにすることができず、アプリの機能が制限されることになります。
現在このバグに対するパッチは公開されておらず、有効な回避策も見つかっていません。将来的にAppleがパッチをリリースするまで待つしかない状況となっています。この不具合はmacOS Ventura 13.4やmacOS Sonomaでは見つかっていません。
