Microsoftは12月16日、IE11デスクトップアプリケーションの永久無効化に関する新たな詳細を発表しました(Neowin)。
メッセージセンターに追加された情報によると、Internet Explorer 11(IE11)の無効化は、以前計画されていたWindows Updateではなく、2023年2月14日に配信予定のMicrosoft Edgeのアップデーによって行われることになったとのことです。IE 11はすでにWindows 10の多くのバージョンではサポート切れとなっていますが、パッチ提供後は、IE 11が完全に無効化され、IE 11からMicrosoft Edgeへリダイレクトされるようになります。
Windowsの一部のバージョンを除き、IE 11デスクトップアプリのサポートは終了しますが、Microsoft EdgeのIEモードや、WebOCとCOMオートメーションを含む、IEプラットフォーム(MSHTML/Trident)などのサポートは継続します。
スタートメニューやタスクバーのアイコンなど、視覚的な要素は、2023年5月23日公開予定のオプションアップデート、2023年6月13日の月例更新プログラムの配信まで残されます。IT管理者はIE無効化ポリシーを利用し、パッチ配信前に削除することも可能です。
なお、2023年1月には、Windows 7 ESU、Windows 8/8.1のサポートが終了となり、これらのOSではMicrosoft Edgeのサポートも終了することになります。同社は、Windows 10またはWindows 11への移行を推奨しています。
