Ruby on Railsが復活し求職者の面接回数が1.64倍に増加

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DevOps.comは4月2日、「The Ruby on Rails Resurgence(Ruby on Railsの復活)」と題したブログ記事を公開し、Rubyで作られたWebフレームワーク「Ruby on Rails」の人気が復活してきていると主張しています。

2004年にリリースされたRuby on Railsは、Webアプリを素早く作成できるレームワークとして2010年代まで大きな人気を集めてきました。実際、Ruby on Railsを使って、Airbnb、Basecamp、Github、Hulu、Shopifyなどの大規模サイトも構築されています。

2010年代後半にはリッチなフロントエンドクライアントやシングルページのアプリケーションが一般的になり、Ruby on RailsはJavaScriptの後塵を拝するようになります。RailsはJavaScriptフロントエンド向けのAPIレイヤーを構築するために使い続けられますが、かつてのように大きな注目を浴びることはなくなりました。

しかし最近、Ruby on Railsの人気は再燃していて、Hiredの「2023年ソフトウェアエンジニアの現状」レポートでは、、Ruby on Railsはソフトウェアエンジニアの職務で最も需要の高いスキルとされています。Ruby on Railsに精通している場合、そうでない場合と比べて1.64倍の面接が行われたそうです。

Ruby on Rails復活の理由として、開発スピードや開発者の幸福の重要性があげられています。Railsが少ないリソースで多くのものを生み出すのに最適なのに加え、基本部分を簡単に作成することができるため、ソフトウェアエンジニアが、新しい技術への挑戦など、プロジェクトの創造的で魅力を感じる分野へ時間を費やすことができるからです。

Railsは毎年新バージョンが公開されさまざまな新機能が追加されています。例えば、Rails 7ではHotwireと呼ばれる機能が導入され、SPA風の画面を作成することができるようになりました。そろそろ、Railsのターンがやってきたのでしょうか。

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