ミニマルWindows 11を作成できる「tiny11builder」があらゆるWindows 11ビルド/バージョン/言語に対応

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Tiny11

自分自身でミニマルなWindows 11イメージを作成することができる「tiny11builder」が更新され、あらゆるWindows 11のビルド/バージョンに対応したことがわかりました。

以前紹介した際は、Windows 11 build 22621.525(22H2)、22621.1265(22H2)、25300(Devチャンネルビルド)のx64 en-US ISOファイルのみをサポートしていましたが、アップデートにより、Windows 11のどのバージョン、言語、アーキテクチャでも使用できるように改善されています。

PowerShellのスクリプト機能が旧バージョン比べて大幅に改善されたおかげで可能になったとのこと。tiny11builderは、PowerShellのほか、DISMやoscdimg.exeなど、Microsoft製のユーティリティのみを使用して構築されていると作者は説明しています。

My main goal is to use only Microsoft utilities like DISM, and no utilities from external sources. The only executable included is oscdimg.exe, which is provided in the Windows ADK and it is used to create bootable ISO images. Also included is an unattended answer file, which is used to bypass the Microsoft Account on OOBE and to deploy the image with the /compact flag. It's open-source, so feel free to add or remove anything you want! Feedback is also much appreciated.

私の主な目標は、DISMのようなMicrosoftのユーティリティのみを使用し、外部ソースからのユーティリティを使用しないことです。含まれている実行ファイルはoscdimg.exeのみで、これはWindows ADKに含まれており、ブート可能なISOイメージを作成するために使用されます。また、OOBEのMicrosoft Accountをバイパスし、/compactフラグでイメージをデプロイするために使用される、無人アンサーファイルも含まれています。オープンソースですので、追加や削除はご自由にどうぞ!フィードバックも大歓迎です。

更新版のtiny11builderはPowerShellを使用するため、ツールを実行する前に、実行ポリシーを制限なしに変更する必要があります。これには管理者権限でPowerShellを実行しSet-ExecutionPolicy unrestrictedを実行します。

tiny11builderはオープンソースツールで内部を確認することができますが、Microsoftが提供する公式ISO以外を使用する場合には常に潜在的なリスクが存在することに注意が必要です。

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