tmuxは「悪い方が良い」

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tmuxは「ターミナルマルチプレクサ(terminal multiplexer)」の略で、1つのターミナルから、複数の端末を作成して管理することができるソフトウェアです。

iTerm2やWindows Terminalなど、ターミナルの種類によらずに動作し、sshでリーモート接続する場合に特に便利なソフトウェアですが、このtmuxは「悪い方が良い」という哲学に基づいていると、開発者Andrew Quinn氏がブログ記事「tmux is worse is better」主張しています。

記事によると、ターミナルソフト「Kitty」の開発者として知られるKovid Goyal氏は、tmuxのようなターミナルマルチプレクサを不必要なオーバーヘッドを追加するものだとして嫌っているそうです。すべてのバイトを2回解析しなければならず、エコシステム全体の足をひっぱり、新機能を追加することを難しくしているからです。

[T]erminal multiplexers are a bad idea, do not use them, if at all possible. kitty contains features that do all of what tmux does, but better, with the exception of remote persistence.

[T]ターミナルマルチプレクサは悪いアイデアだ。可能な限り使わないこと。kittyには、リモート・パーシステンスを除いて、tmuxと同じ機能をすべて備えているが、より優れている。

これに対しAndrew Quinn氏は、tmuxはリモートで動作することが大きなメリットで、最適でないアプローチでも動作することを重視する「Worse is better」という哲学に基づいていると指摘しています。

同氏はUbuntu VMを準備し、デフォルトターミナルとしてKittyを使えるようにしているものの、最近はVMで長時間作業を行うことがなくなったため、Windowsから直接リモート接続し、tmuxを使用していることが多いと説明しています。

tmuxは常にそこにあり、何があっても必要なことをやってくれる存在で、どんなターミナルエミュレーターを使っていても、何度もSSHログインせずに一度に複数のシェルを実行できるとのことです。

Hacker Newsでもこの記事に関する議論が行われており、iTerm2のtmux統合機能など便利な機能が紹介されています。tmuxは端末の多重化の他にも、タスクの再開機能など便利な機能を多数搭載しています。

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