2024年後半に一般公開される予定のWindows 11の次期機能アップデート「Windows 11 Version 24H2」が、WSUS(Windows Server Update Services)でテストされている事がわかりました(Windows Latest)。
WSUSは、IT管理者が接続されているすべてのWindows PCのアップデートを管理するために使用するツールです。MDL forumのメンバーは、WSUSクエリを実行し、24H2のリリース候補が間もなく確定する可能性があることを示す情報を発見しています。
表示された情報から、アップデートは、Windows 11、Windows 11 Client S(SモードのPC)、Windows Serverを対象としたものであることがわかります。
24H2のRTMが近いことを示す情報としては、本日公開されたWindows 11 Build 26090からのウォーターマークの一時的な削除があげられます。ビルド番号を示すウォーターマークの削除に関し、Microsoftは「24H2の準備のため」と説明しています。
なお、Windows 11 24H2は2段階で展開され、リリースの第一段階は、6月に発売予定の新しいSurface ARMデバイスや次期Snapdragon X EliteデバイスのようなAI搭載PC専用となると見込まれています。第一段階ではCopilotの強化や、Copilotキーのサポート、その他AI関連機能が導入される予想です。
Microsoftは残りの機能を9月から10月に公開予定の第2段階でリリースし、IntelやAMDなど一般PCへ提供が始まります。AIエクスプローラーなど、AI関連機能の一部は専用のNPUの搭載が条件になる可能性があるとのことです。
