Microsoftが公開したWindows 11用の月例更新プログラムKB5040442には、セキュリティアップデートや不具合の修正だけではなく、既存の機能の改良や、新機能の追加などさまざまな変更が含まれています。
例えばファイルエクスプローラーでは、選択したファイルやフォルダの周辺に黒い枠が表示されるようになっており、一部のユーザーはこれをバグだと考えていましたが、Microsoftが仕様だと説明していることがわかりました(Windows Latest)。
黒枠はWindows 11をライトモードで使用した場合に確認できます。多くのユーザーが不具合だと考え、Microsoftに問い合わせたところ、アクセシビリティを向上させるための機能だという回答を得たとのこと。
Microsoftは「選択を見やすくするための機能」だと説明したそうですが、黒枠はWindows 11のデザイン基準に合致しておらず、場違いな感じがするとの指摘が行われています。
従来はブルーのアクセントカラーが使われていて、より自然な感じで表示されていました。
今すぐこの変更が元にもどるとは考えられませんが、多くのユーザーが不満を表明すれば、アクセシビリティ設定に選択範囲のコントラストを管理する新しいトグルボタンが追加されるなど、対策が提供される可能性はあります。
