Microsoftは最近、Windows 11安定版のWindows Updateに、新しい機能「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを取得する」を導入しました。
新機能はデフォルトでオフになっていますが、オンに変更することで「セキュリティ以外の最新の更新プログラム、修正、機能強化」をいち早く入手することができるようになります。
この機能を詳しく紹介する公式ページも公開されており、以下のように説明されています。
Microsoft は、Windows 11 に新しい機能と拡張機能をより頻繁にリリースすることで、継続的なイノベーションを提供することに取り組んでいます。 Windows デバイスは、Microsoft がセキュリティ以外の更新プログラム、修正プログラム、機能強化、および複数のサービス テクノロジ (制御された機能ロールアウト (CFR) を含む) を介して提供する際に、さまざまな時点で新しい機能を利用できます。 このアプローチでは、更新プログラムがデバイスに段階的にロールアウトされる可能性があります。
Windows 11 バージョン 22H2 以降をお持ちの場合は、最新のセキュリティ以外の更新プログラムと機能更新プログラムがデバイスで利用可能になるとすぐに入手 (現在も今後も) できるよう選択できます。 以下にその方法を示します。
MicrosoftはWindows 11のアップデートを定期的にリリースしており、これには、月例更新プログラムやプレビュー更新プログラムのほか、機能更新プログラムや、定例外のセキュリティフックスが含まれます。
トグルボタンをオンにすることで、セキュリティ以外の最新の更新プログラムをいち早く入手することができるほか、機能を徐々にロールアウトする、「制御された機能ロールアウト(CFR)」で提供される新機能もいち早く有効にすることができるのです。
例えば、最近公開されたMoment 3アップデートの新機能は、該当するプレビュー版の更新プログラムKB5026446をインストールしただけではほとんど有効になっていないようです。
この場合、Windows Updateの設定画面で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを取得する」をオンに変更すると、機能が有効になると考えられます。
どうしても機能が有効にならない場合、ViveToolを使って新機能を確実に有効化することもできますが、サードパーティ製ツールを使うのに抵抗感があるという方は、まず、Windows Updateの設定を変更してみるのが簡単です。
[via gHacks]
