Windows 11のセカンドベンチマークテストでもパフォーマンスの向上が確認 - big.LITTLEのサポート向上が要因か

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先日Windows 11のベンチマーク結果がWindows 10より最大15%高速だったことをお伝えしましたが、その後Hot Hardwareが独自のベンチマーク結果を公開し、同様にWindows 11のパフォーマンスが向上していることが明らかとなっています(NeowinMSPoweruser)。

同サイトは特に、インテルのLakefieldアーキテクチャーで改善が見られるかどうかに注目してテストを実施しています。Lakefieldアーキテクチャーは、最新のARMプロセッサーの多くと同様の、Big.littleアーキテクチャーを採用していますが、Windows 10ではこのアーキテクチャのメリットはほとんどありませんでした。

ベンチーマークでは、Intel LakefieldベースのCore i5-L16G7プロセッサを搭載したSamsung Galaxy Book SでWindows 11とWindows 10 21H1のスコアを比較しています。

主なベンチマークの結果は以下の通りです。

ベンチマーク Windows 10 Windows 11
Geekbench 5 Single core 875
Multi-core 1707
Single core 895

Multi-core 1801
Browserbench Speedometer 2.0 76.3 84.6
Cinebench R23 Single threaded 708
Multi-threaded 1810
Single threaded 766
Multi-threaded 1842
PCMark 10 2424 2490
3DMark Night Raid 4286 4266

最後のテスト以外はWindows 11がWindows 10を上回っていることがわかります。

テストを実施したHot Hardwareは、「Windowsの内部構造は謎であるものの」と前置きした上で「Microsoftが、IntelのAlder Lakeを見越して、Windowsのスケジューラー最適化するための作業を行ったのではないかと」という仮説を唱えています。

Core i5-L16G7は、パフォーマンスと電力効率のためのコアを搭載したインテルの最初の試みです。Microsoftは同様のハイブリッド・アーキテクチャーを採用するAlder LakeをターゲットとしてWindows 11の開発を進めており、Galaxy Book Sがその恩恵を受けているのではないかとの主張です。

スタートメニューやタスクバーなどUIの変更が注目されがちなWindows 11ですが、内部の進化にも注目が集まることになりそうです。

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