Windows 11のセキュリティ設定を無効にするとIntel GPUの速度が大幅にスピードアップ

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Pexels zhang kaiyv 842654

Microsoftは先日、Windows 11の特定のセキュリティ機能を無効化することで、ゲームのパフォーマンスが向上することを明らかにしました。

しかし、設定変更の効果はこれに留まらず、Intel ArcディスクリートGPUを搭載したシステムで、ゲーム以外の3Dパフォーマンスも向上することが明らかとなっています。

スピード向上に効果のある設定は、デフォルトで有効になっている「メモリ整合性」を無効にするというものです。メモリ整合性は、攻撃者が悪意のあるコードをシステムに注入することを防ぎ、OSに読み込まれるすべてのドライバが署名され、信頼できることを保証するのに役立ちます。

この設定を無効にすることで、セキュリティ上のリスクが発生することになりますが、例えばArc A380グラフィックカードでは、3DMarkのスコアが数千ポイントも向上するなど、劇的なパフォーマンスの向上が見込まれるようです。

TwitterユーザーのLöschzwerg氏は、メモリ整合性をオフにすることで、大幅なスコアの向上があったとスクリーンショットを添付して説明しています。

なお、メモリ整合性をオフにするには以下の手順を実行します

  • 検索ボックスに「コア分離」と入力ししてエンターキーを押す。検索結果に表示された「コア分離」をクリックする。
  • Windowsセキュリティアプリが起動し、コア分離ページが表示されたら、「メモリ整合性」のトグルをオフにする。
  • システムを再起動する。

設定変更はセキュリティ上は望ましくないため、自己責任にて実行してください。

[via BetaNews]

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