以前Intelは、Alder Lake CPUアーキテクチャのコアデザインを発表した際、Windows 11は、Alder LakeのPerformance Hybridアーキテクチャと、タスクスケジューラーを支援するThread Directorを最も活用できるように最適化されていると説明しました。
またMicrosoftも、Windows 11はハードウェアの最高の性能を引き出せるように設計されていると主張し、その方法を説明する公式動画を公開しています。
しかし今回、PCWorldは、Alder Lakeの後継となるRaptor Lake世代のCPU「Raptor Lake-S Core i9-13900K」を搭載したPCで、Windows 11 22H2とWindows 10 22H2のパフォーマンスを比較するテストを行い、Windows 11が全てのテストで優れているわけではなく、Windows 10もかなりのケースで優位に立っていることを実証しました。
PCWorldはまず、PugetBenchとUL Procyonで写真や動画編集を行った場合のテストを行っています。
またCinebench、Nero Score、Handbrakeなどさまざまな方法でテストを実施しています。
またゲームのテストも実施し、Counter-Strikeを除いて、両OSでほぼ同じパフォーマンスとなっています。
全体としては、Windows 11とWindows 10の最新バージョンは互角の性能で、優劣がある場合もそれほど大きく差がついていないという結果となっています。
