MicrosoftはWindowsデバイスに対し、月例更新プログラムをはじめとしたさまざまな更新プログラムをWindows Updateで経由で提供しています。
特に遅いPCを使用している場合、更新プログラムのインストールに時間がかかってイライラすることがありますが、この時間を確実に短縮することができるテクニックが存在することがわかりました。
このテクニックはAlbacore(@thebookisclosed)氏がX上で共有したもので、「更新プログラムにインストール時に設定画面を閉じておく」というものです。
Did you know that having the Windows Update settings page open slows down installing updates? The MoUSO Core Worker Process responsible for wiring up what's under the hood to the UI just hammers the CPU, especially on low end machines. Close Settings & enjoy faster installs ✨🙃
— Albacore 🥝 (@thebookisclosed) January 16, 2024
特に低スペックPCの場合に有効とされ、NeowinはCore i3搭載ノートPC上に仮想マシンをセットアップし、2つのCPUコア、4GBのRAMという最低限の設定で動作を検証し、実際に効果があったと説明しています。
設定アプリを開いている場合、仮想マシンはアップデートのダウンロードとインストールに平均20分59秒かかり、設定アプリを閉じた状態では、平均17分30秒に短縮されたとのこと。18%の差があったことになります。
インストールが高速化する理由としては、設定アプリを開いたままにしておくと「MoUSO Core Worker Process」がCPUに余分な負担をかけることがあげられています。
信じがたい情報ですが、簡単に試すことができますので、実際に設定画面を閉じてWindows Updateを実行してみると良いかもしれません。
