Windows 11、ついに「5文字ユーザーフォルダー問題」を解消へ。新規セットアップで自由に命名可能に

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Windows 11で長年不満の声が上がっていた「ユーザーフォルダー名がメールアドレス先頭5文字に強制される」仕様が、ついに改善されつつあることがわかりました。2026年5月のオプション更新プログラム「KB5089573」で、初期セットアップ時にユーザーフォルダー名を自由に指定できるようになったのです。

KB5089573のリリースノートには以下のような内容が含まれています。

[Windows Setup] New! You can now choose a custom name for your user folder on the Device Name page during Windows setup. The updated experience makes it easier to select a custom name during setup only. If this step is skipped, Windows uses the default folder name and continues setup as usual. User folder names must follow standard Windows naming requirements.

[Windows セットアップ] 新機能として、Windows セットアップ中の「デバイス名」ページで、ユーザーフォルダーの名前を自分で指定できるようになりました。この更新により、セットアップの段階でカスタム名を選びやすくなっています。

もしこのステップをスキップした場合は、Windows は従来どおり デフォルトのフォルダー名を使用してセットアップを続行します。なお、ユーザーフォルダー名には、標準的な Windows の命名規則が適用されます。

これまでWindows 11は、セットアップ中にMicrosoftアカウントでサインインすると、自動的に「C:\Users\xxxxx」という5文字のフォルダー名が作成されていました。数字や記号が混ざったメールアドレスを使っていると意味不明なフォルダー名になり、開発者や管理者にとってはスクリプトや環境変数として使いづらい状態となる厄介な仕様でした。

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新しい設定項目は「デバイス名」画面に追加

今回の改善では、Windows 11の初期セットアップで表示される「デバイス名」画面に、ユーザーフォルダー名を指定する入力欄が追加されます。ここで任意の名前を設定すれば、そのまま「C:\Users\任意名」として作成されます。

ただし、この変更が適用されるのは新規セットアップ時のみ。すでにWindowsを利用しているユーザーは、フォルダー名を後から変更することはできません。つまり、既存環境を修正したい場合はクリーンインストールが必要で、実質的には新規ユーザー向けの改善と言えます。

また、フォルダー名にはWindowsの一般的な制限が適用され、以下のような文字は使用できません。

  • < > : " / \ | ? *
  • CONやNUL などの予約語
  • 末尾のスペースやピリオド

技術的には Unicode やスペースも使えますが、古いツールやスクリプトとの互換性を考えると、シンプルな英数字にしておくのが無難です。

なお、この機能は「Controlled Feature Rollout(段階的展開)」で提供されているため、更新を適用してもすぐに表示されない場合があります。

小さな改善だが、ユーザー体験は確実に前進

今回の変更は、派手ではないものの、Windows 11が長年抱えてきた地味に困る問題を解消する大きな一歩です。ファイルエクスプローラーの安定性改善や、ネイティブ機能の見直しが続く中で、OS全体がより丁寧で使いやすい方向へ進んでいることを感じさせます。

[via Windows Latest]

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