伊兼源太郎(著) / 講談社(2021-02-16)
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消えた復興予算、2兆円。震災を食い物にする奴らがいる――。《日本最強の捜査機関》東京地検特捜部に配属された検事・中澤源吾は追い詰められていた。大手運送会社社長の億単位の脱税疑惑を追うも、立証できたのはごく一部。だが、元同級生の事務官・城島毅らと捜査を進めるうち、不可解な金の動きは東日本大震災の復興補助金に繋がり――。元記者の著者が、取材不可能な組織の深部に迫る、骨太の社会派ミステリー!