世界的大人気ゲーム「スーパマリオブラザーズ」。今年9月には2Dマリオのコースを自由に作成できる「マリオメーカー」が発売される予定で、未だに根強い人気を集めています。
本日紹介するMac用アプリ「Screentendo」は、そのスーパーマリオブラザースのステージを、ディスプレイに表示された情報から読み取って自由自在に作成することができるアプリです。例えばWebブラウザに表示したGoogleのロゴ周辺を読み取らせると、上の画像のようなステージが作られます。
しかも、単にステージを眺めることができるだけでなく、ステージには、マリオが配置され、ブロックを崩して遊ぶこともできるのです!
ソースコードのビルド方法
ScreentendoのソースコードはGitHubで公開されています。現段階ではソースコードしか公開されておらず、実行するためには、自力でコンパイルするしかありません。
要Xcode/Ruby/Cocoapodsで、手順だけ書くと以下のようになります。
git clone https://github.com/AaronRandall/Screentendo cd Screentendo gem install cocoapods pod install open Screentendo.xcworkspace
Xcodeが立ち上がったら、Command-Rで、ビルド&実行してください。
ステージ作成方法
半透明のウィンドウが表示されるので、認識させたい場所でドラッグして広げてください。色のついた部分がブロックになるので、白地のロゴ画像が分かりやすいです。
場所が決まったら、ウィンドウの上で一度左クリックします。下の画像がコピーされた状態になるのでしばらく待ちます(動かすとダメ)。除々にブロックが生成されていきます。
完成しました。マリオは矢印キーで動かすことができます。
動作原理が気になる方は…
開発者のブログでは動作原理が詳しく解説されています。どのような原理でステージが生成されているのか、気になった方はそちらを参照してください。
画像認識技術をマリオのステージに組み合わせたアイデアが素晴らしいと、Hacker Newsでも賞賛のコメントが寄せられています。