今更ですがJISキーボードを使っていると、Aキーの左隣にあるCaps LockキーをCtrlキーに変換したくなりますよね。これを実現するための方法はいろいろありますが、自分が使っているのはWindows Sysinternalsの「Ctrl2Cap」というツールを使う方法です。GUIはありませんがMicrosoft製ツールという信頼性が高そうなところを評価しています。Windows 7 64 bit版で確認しましたが問題なく動作しています。
※追記: Windows 8 / 8.1用のエントリも書きました。こちらもどうぞ。
■インストール
サイトからダウンロードしたCtrl2cap.zipを展開します。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、展開したフォルダまで移動して「ctrl2cap /install」と実行します。
「Ctrl2cap successfully installed. You must reboot for it to take effect」と表示されれば成功です。再起動してください。
■アンインストール
同様に元に戻したい場合、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「ctrl2cap /uninstall」を実行します。
「Ctrl2cap successfully installed. You must reboot for it to take effect」と表示されれば成功です。
■まとめ: Caps LockとCtrlキーを入れ替えるわけではない
Ctrl2capはCaps LockとCtrlキーを入れ替えるツールとして紹介されていることが多いので誤解していましたが、Caps LockがCtrlになるだけで、CtrlはCaps Lockになりません。つまりCaps Lockキーがなくなります(窓の杜 - 【REVIEW】Windows Sysinternals製、[CapsLock]キーを[Ctrl]キーへ変換する「Ctrl2cap」にも注意点としてあげられています)。Caps Lockは、なくてもまあ困らないキーかもしれませんが、ATOKなど使っていて、英数キーが使いたい場合など、Ctrl2capを使うと困ったことになると思います。その場合レジストリの書き換えやほかのツールを検討してください。
- キーを入れ替える
http://www.losttechnology.jp/Tips/keyscancodemap.html
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[…] Windows 7 で Caps LockキーをCtrlキーに変換する「Ctrl2cap」 […]