AgileBitsは3月28日(現地時間)、人気パスワード管理アプリ「1Password 7 for Mac」の初めてのパブリックベータ版を公開したことを発表しました(9to5Mac)。
1Password 7 for Macは、Mac版1Passwordのメジャーバージョンアップ版として多数の新機能が追加されています。
主な新機能は以下の通り:
サイドバーの改良: これまでよりも多くの情報を表示するとともに、モノクロアイコンの使用で作業に集中しやすくなった。
ドラッグ&ドロップ: サイドバーに全てのVaultを表示可能になり、ドラッグ&ドロップで整理することが可能になった。異なるアカウント間でもドラッグ可能。
メモのリッチフォーマット: Markdownを使用してリンクやリストなど、さまざまなスタイルが使用可能になった。
ネストしたタグ: タグがネスト可能になった。
ポップアウトアイテム: ツールバーのアイコンをクリックすると詳細情報が固定ウィンドウに表示されるようになった。
その他にも内部的な改良や、細部のデザインの見直しなど多数の変更が行われていて、詳細はChangeLogから確認することができます。
なお今回公開されたベータ版は1Passwordのサブスクリプションサービスに加入しているユーザーは無料で試すことができます。一方既存のスタンドアロン版ライセンスを所有しているユーザーは、ベータ版の初回実行時にサブスクリプションに移行するか、単体版ライセンスを39.99ドルで購入するかの案内が表示されます。正規のスタンドアロン版ライセンスの価格は64.99ドルで今年の後半に正式リリース予定です。
1Passwordのスタンドアロン版ライセンスを所有し、今後もスタンドアロン版を使い続けたいかたは、いまのうちにライセンスだけでもアップグレードしておいたほうが良いかもしれません。