お馴染みの修理業者iFixitが、発売開始となったばかりの2017年型の12インチMacBookとMacBook Proの分解レポートを公開しています(9to5Mac、AppleInsider)。
レポートによるとこれら新型の内部構造はほとんど前年のモデルと同じとのこと。ただし2017年型MacBookは、MacBook Proですでに導入されていた第二世代のバタフライキーボードが導入されているところが異なっているようです。
これらを踏まえ分解のハイライトは以下の通り。
- キーボードトリガーはクラシックスイッチのようにみえる。プラスチック製のバタフライメカニズムは新しいスイッチフォームファクターに格納するため薄くなっている。
- 内部の機械構造に変更はないが、controlとoptionキーは新しく、それぞれのキーのマークが印刷されている
- Touch Barは安全に取り外す方法が存在しない。
- どちらのMacの修理容易性スコアも1/10(10が最も簡単)。プロセッサやRAM、フラッシュメモリがロジックボードに半田付けされ、バッテリーは完全にケースに接着されていて交換できない。
個人的にはcontrolとoptionキーに記号が印刷されたのに注目です。今まで初心者には分かりづらかった装飾キーまわりの使い勝手が改善されそうです。