米国のテクノロジー系求人サイトDice.comが、今後が期待できそうもない5つのプログラミング言語を紹介する記事「5 Programming Languages That Are Probably Doomed」を公開し注目を集めています(Hacker News、Reddit、YAMDAS現更新履歴)。
同記事はプログラミング言語の人気ランキングとして有名な、TIOBEとRedMonkのランキング、およびDiceの求人情報のデータベースに基づくもので、ユーザーに対し、キャリアが以下の言語のいずれかに基づいている場合、今後スキルセットを多様化することを推奨しています。
その5つのプログラミング言語は以下の通りです。
- Ruby: 過去18か月間でTIOBEのランキングが9位から12位になった。Diceの求人データでも2018年のRubyのジョブ数が56%減少する。
- Haskell: 多くの著名な企業やプロジェクトで採用されたことがあるものの、RedMonkのランキングは変わらず、開発者の話題になっていないことを示唆している。完全に死んだ?
- Objective-C: 35年の歴史を持ちAppleは後継としてSwiftを準備した。
- R: データ分析用に人気があったが最近はPythonに浸食されている。
- Perl: ウェブサイトの構築のためには他の言語が採用され、ますます使われなくなってきている。人気ランキングでも低下傾向は変わらず。
最近はこの手の記事で日本生まれのプログラミング言語であるRubyに言及されることが多く、Ruby開発者にとっては気になるところかもしれません。また純粋関数型プログラミング言語として有名なHaskellも、就職用にはおすすめできないということでしょうか。