コンピューターの発明以来、さまざまな指令を実行するプログラムを作成するたのプログラミング言語が無数に登場しました。
JavaやC/C++言語、PHPのような定番言語や、Python、JavaScriptのような最近話題の言語など、現在でも多数の人気プログラミング言語がしのぎを削っていますが、過去50年間の人気はどのようなものだったのでしょうか。
そのような人気プログラム言語の移り変わりが一目で分かる動画「Most Popular Programming Languages 1965 - 2019」がYouTubで公開され注目を集めています。
動画は1965年から2019年までの期間中、それぞれの時点で人気のあるプログラミング言語の10位までを時系列で表現するものです。最近のランキングはGitHubのデータを用い、過去のランキングについては複数の全国規模の集計や出版物の発行数などを参考にして作成したものとのこと。
ランキングの算出方法は、必ずしも明確ではありませんが、参考にはなりそうです。
1965年から2019年まで
動画のランキングは1965年の第1四半期から始まります。
▲当時は「Fortran」「COBOL」「ALGOL」といった言語が人気だったことがわかります。
▲1980年になると「Pascal」や「BASIC」が上位に。「Fortran」や「COBOL」も引き続き人気を保っています。
▲1990年になると「C」がトップになっています。今ではあまり名前を聞かない「Ada」が2位になっているのも注目かもしれません。
▲2000年には今でも人気の「Java」や「JavaScript」が2位/3位となっています。
▲2019年現在は、汎用性の高い「Python」がトップを獲得しています。
まとめ
「Most Popular Programming Languages 1965 - 2019」は過去50年間の人気プログラミング言語の動向をまとめた動画です。アプリケーションやソフトウェアがどのような言語で作られてきたのか、開発者はもちろんコンピューターを使用しているユーザーにとっても興味深いものといえるかもしれません。