先日より、256GBのストレージを搭載したM2 MacBook ProのSSDの速度が、M1 MacBook Proより著しく遅いことが話題となっていますが、今回発売されたばかりのM2 MacBook Airのベースモデル(256GB、8GBメモリ)のSSDの速度も、Proと同様に遅くなっている事がわかりました。
The Vergeが、BlackmagicのDisk Speed Testを実行して確認した結果、M2 MacBook Airのベースモデルの書き込み速度は512GBモデルより、概ね15%〜30%遅く、読み込み速度は40〜50%遅いことがわかったとのこと。
Pro同様ベースモデルにはNANDチップが1つしか搭載されておらず、2つ搭載したM1モデルや512GB以上のM2モデルとの差が発生しているとみこまれています。
▲左が512GBのMacBook Air、右が256GBのMacBook Air。
The Vergeは、ストレージの速度が遅いと、ファイル転送を含む多くのタスクに悪影響を与え、また、MacはRAMを使い切ったときにSSDを一時メモリとして使用するため、全体的なパフォーマンスが低下する可能性があると指摘しています。ただし、MacBook Airのターゲットが、SSDの処理性能がシビアに影響するような作業を頻繁に実行するとは考えづらく、日常的な使用に大きな影響を及ぼすことはないだろうとまとめています。