修理業者のiFixitが、iPhone 14の分解動画を公開しました(MacRumors)。iFixitのCEOであるKyle Wiens氏はブログで、iPhone 14の修理可能性が改善されていることを称賛しており、動画でも変更された内部構造を確認することができます。
iPhone 14とiPhone 14 Plusは、iPhone 4S以来初めて裏側から開けることができる設計となっています。iFixiによると、ディスプレイと背面ガラスパネルは2つのネジと1つあるいは2つのコネクタだけで固定されており、両方の部品を簡単に取り外して交換できるようになっているとのこと。
Appleは修理しやすいように内部からiPhoneを設計し直しており、ディスプレイ、ミッドフレーム、背面ガラスパネルを個別に修理しやすくしているそうです。これにより、例えば背面ガラスが割れた場合でも、iPhone 14とiPhone 14 Plusならば169ドルあるいは199ドルと、他のiPhoneよりも大幅に安い価格で修理することが可能となっています。
iFixitは、iPhone 14 Pro Maxの分解に取り組んでいる最中とのことですが、Proモデルはこれまで同様前面側から内部にアクセスする方式を採用しています。