Microsoftは先日、Windows 11初の機能アップデートとなる「Windows 11 Version 22H2」の一般提供を開始しました。Windows 11 22H2では、オリジナルリリース「21H1」の不満点としてあげられる事が多かったスタートメニューやタスクバーの改良がおこなわれていますが、ゼロからインストールした場合どちらが速いのでしょうか。
YouTubeチャンネルBlue Exposureは、仮想マシンに両方のバージョンのWindows 11をインストールし、プロセスをサイドバイサイドで比較できる興味深い動画を公開しています(BetaNews)。
動画では以下のような条件でインストール速度の比較を行っています。
- 両仮想マシンとも同じNVMeストレージデバイスを使用。
- 両仮想マシンともネットワークアダプタとサウンドカードは無効化(ネットワークアダプタはMicrosoftアカウントが必要なセットアップ時のみ有効化)。
- メディアからの初回起動は両仮想マシンとも均等化されている。
- 両方の仮想マシンで8つの仮想CPUコアが使用されている。
- Windows 11のインストール時にユーザー入力が必要な箇所はすべて正規化(両仮想マシンとも時間は等しくなる)。
- セキュアブートとTPMが有効になっている。
要するに、できるだけ同じ条件でインストール速度の比較が行われた結果、以下の通り22H2が22H1より42秒ほど高速だという結果がでています。22H2では各種新機能が追加されただけではなく、セットアップに関する速度の改善も行われていたことがわかります。