セキュリティソフトウェア調査会社AV-TESTが、Winows 11ホームユーザー向けのアンチウイルスソフト製品の評価を行い、Microsoft Defenderを最下位に位置づけました。
これに続き今回、AV-Comparativesもレポートを公開し、Microsoft Defenderのパフォーマンスを最下位と評価している事がわかりました(Neowin)。
AV-Comparativesのテストでは、ファイルのコピー、アーカイブ、アプリケーションのインストール等の操作が、PCのパフォーマンスに与える影響を調査しています
Defenderはこれらの操作時にシステムの性能が低下する割合が大きく、AV-TESTの結果同様に、スコアが低くなる原因となっています。
AV-Comparativesは独自指標のAVCスコア(90点満点)、PCMarkスコア(100点満点)を利用し、さまざまなアンチウィルス製品を比較しています。性能への影響の総和はインパクトスコアで示され、190点満点中、その製品が獲得したスコアの総和を差し引いたものとなっています(低ければ低いほど良い)。
結果は以下のようにMicrosoft Defenderは27.7で最下位となりました。
最終的な結果である「認定」では、Microsoft Defenderは最低ランクである「標準」の評価を受けています。