年の瀬を迎え、ドイツのセキュリティ企業AV-TESTが2022年のマルウェアに関する新しい調査レポートを発表しました(Neowin)。
このデータによると、Windowsでは2022年に7,000万件近い新しいマルウェアのサンプルが発見され、約12,000件のサンプルしか見つからなかったmacOSの5,000倍以上となっています。Linuxでは200万件近いサンプルが発見され、これはmacOSよりも多いものの、Windowsのマルウェアの数はさらに60倍以上多くなっています。
なお、Windowsのマルウェアの総数は非常に多いものの、9月移行は増加率は減少している模様。
▲Windows用マルウェアの増加率。青い部分はPUA(潜在的に望ましくないアプリケーション)。
▲macOSでは11月と12月に急上昇しています。
▲Linuxでは6月移行増加率が非常に低くなっています。
現在のマルウェアの状態の詳細はAV-TESTのポータルサイトで確認可能です。