Appleは、6.1インチOLEDディスプレイと自社製5Gチップを搭載した第4世代「iPhone SE」の開発を再開したと、信頼性の高いAppleアナリストMing-Chi Kuo氏が伝えています(MacRumors)。同氏は今年1月に、AppleがiPhone SE 4開発計画を放棄したと説明しており、2ヶ月後に自説を覆したことになります。
Kuo氏のツイートによると、新型のiPhone SEは6.1インチOLEDディスプレイを搭載し、iPhone 14のマイナーバージョン版といえるものになるとのこと。
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[Update] Apple has restarted the iPhone SE 4 and will adopt an in-house 5G baseband chip. The significant decline in Qualcomm's Apple orders in the foreseeable future is a foregone conclusion. https://t.co/0MeZDFnbzg— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) February 27, 2023
Appleが設計した5Gモデムは、5nmに近い4nmプロセスで製造され、Sub-6GHzのみサポートする模様。 iPhone 16シリーズにAppleの5Gベースバンドチップが採用されるかどうかはまだ確定しておらず、mmWaveと衛星通信に関連する技術的な課題を克服する必要があるとされています。
Kuo氏はiPhone SE 4の発売時期については示しておらず、以前のモデルの発売時期からすると2024年3月以降になる可能性が高いと考えられています。