※2023/03/09(木)更新: Hotfixドライバーがリリースされました。
Nvidiaは本日、Windows 11/10環境で、CPU使用率が高くなったり、ブルースクリーン(BSOD)が発生したりする場合があるドライバーの修正に取り組んでいることを明らかにしました(BleepingComputer)。
バグが含まれるドライバは2月28日にリリースされたGeForce Game Ready 531.18 WHQLドライバで、RTX Video Super Resolutionをサポートしているのが特徴です。フォーラムやSNSでは、Nvidia Display Containerサービスによってロードされる、Nvidia Game Session Telemetry Plugin(NvGSTPlugin.dll)が、ゲームやアプリを閉じた後に、10%以上のCPU使用率上昇につながっているとの報告が行われています。
Nvidiaフォーラムのスレッドには、新しいドライバーによってブルースクリーンが発生し、古いドライバに戻すと問題が解決するとの報告も寄せられています。
NVIDIA RTX A5000を搭載し、Windows 11をフルアップグレードしたLenovo P17にこの最新ドライバを「クリーンインストール」した後、3日間に3回のハードカーネルクラッシュ(BSOD)、および2回のゲームクラッシュ(Hogwarts Legacy)を経験しました。
Nvidiaはこの問題を認識しており、近日中(本日中?)にHotfixドライバとして修正が提供される予定です。
ドライバーが修正されるまでの高いCPU使用率の回避策として、WindowsのタスクマネージャでNVIDIAコンテナプロセスを終了させ、OSの全般的なラグを解消する方法が提案されています。
また、BSODやゲームクラッシュ、ゲームが起動しないなどの深刻な症状が発生している場合、古いドライバーにロールバックする必要があるかもしれません。
その手順は以下の通りです。
- スタートボタンをクリック。
- 「デバイスマネージャー」を検索して開く。
- 「ディスプレイアダプター」をダブルクリック。
- NVIDIAのGPUをダブルクリック。
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリックする。
実際、手元の環境でも該当する環境で1回ブルースクリーンが発生しました。この問題が影響していたのか今後確認していきたいと思います。