2022年4月頃に噂が流れた、AMDのRadeon RX 6300グラフィックカード(2GBのVRAMを搭載)が中国で目撃された事がわかりました(Neowin)。
RX 6300はVRAMが2GBとかなり少ないだけでなく、Navi 24ベースのRDNA 2 GPUを搭載しており、PCIe x 4にしか対応していないのが問題だと指摘されています。PCIeのバス帯域が制限されているため、PCIe Gen3以前のシステムでパフォーマンスが低下すると考えらるからです。
Radeon RX 6500 XTや6400は4GBのVRAMを搭載しており、720pまたは900pのゲームをするには十分な性能を持っています。対して、RX 6300はその半分のVRAMしか搭載していないため、最近のAAAタイトルをプレイすると、メモリバッファが不足し、十分にプレイすることができないと考えられます。
古いゲームしか遊ぶことができないなど、性能が制限される反面、カードの消費電力は少なく、また価格も60ドル程度と安くなると見込まれています。