自然な会話を行うことができるAIチャットシステムや、テキストを入力するだけで画像を生成することができる画像生成AIなど、ジェネレーティブAIが大きな話題となっています。
今回、MicrosoftのMichael Gillett氏が、ジェネレーティブAIを利用してWindows公式壁紙の新バージョンを公開しました。
Gillett氏の本業は、Microsoftのパートナー技術戦略マネージャーですが、Microsoftをテーマにした壁紙を収集、保存するWebサイトWallpaperhub.appも運営しています。同氏はTwitterの投稿で、Windows XPのデフォルト壁紙「Bliss」と、Windows 11のデフォルト壁紙「Bloom」のAIバージョンをアップロードしたことを発表しました。
It's time to use AI for wallpapers!
Here are the default #Windows11 Bloom wallpaper expanded to show what's beneath and the classic #WindowsXP Bliss with more landscape visible 😍
Download Generative Bloom: https://t.co/gy72oGzcil
Download Generative XP: https://t.co/gtnw8m9vrh pic.twitter.com/58cRJQRVF0— Michael Gillett (@MichaelGillett) May 31, 2023
新しい壁紙はAIのジェネレーティブフィル(塗りつぶし)を利用し、オリジナル版の下に新たな要素を追加しています。Windows 11版は従来の壁紙を自然に拡張したように見えるのに対し、Windows XP版は緑の風景の下に湖が追加されているようにみえます。
AIを利用した壁紙作りはすでに試みされており、Midjourneyを利用した「Windows 12」壁紙が公開されています。
[via Neowin]