Windows 11ではシステムにインストールされたアプリを、スタートメニューの「すべてのアプリ」から探しだすことができます。
「すべてのアプリ」では、アプリは名前ごとに分類されて表示されますが、Windowsに慣れていないユーザーにとって、目的のアプリがどのようなものなのか識別するのは難しい作業かもしれません。
この問題を解決するための機能をMicrosoftがWindows 11 Build 23493(Devチャンネルビルド)で実装している事がわかりました。
Windowsに詳しいPhantomOfEarth氏が発見した情報で、有効にするにはサードパーティ製ツールのViveToolを使用する必要があります。
投稿されたスクリーンショットを確認すると、設定、ヒント、Windowsセキュリティ、Xboxゲームバー、電卓など、Windowsの組み込みアプリに「System」というラベルが付けられ、他と区別しやすくなっている模様。
Build 23493 has updated the system app labels feature in Start > All apps first added in build 23481 (hidden/disabled). Specific apps like Settings and File Explorer are now labeled instead of 'Microsoft = System'
vivetool /enable /id:44571814,44573982 pic.twitter.com/ZTWSbce91c
— PhantomOcean3 💙💛 (@PhantomOfEarth) July 4, 2023
以前はアプリ名に「Microsoft」を含むものに「System」というラベルが付けられていたようですが、最新ビルドではそのような制限はなく、エクスプローラーや設定にも「System」ラベルが付けられています。
この機能はプレビュー版でも隠されている段階ですが、有効性が認められれば製品版のWindows 11に導入される可能性もあります。
[via gHacks]