Windows 11では個人用設定を利用し、ダークモードを簡単に有効にすることができます。
ダークモードを有効にするとタスクバーやスタートメニュー、デスクトップのバックグラウンドなど、OSのさまざまなUIがダークな色合いで表示されるようになりますが、まだ完全な仕上がりとはえいないのかもしれません。
Redditのr/Windows11では、ファイル転送ダイアログなど特定のUIがダークモードが有効な場合でも白い色のまま表示されることに表示される不満のコメントが寄せられています。
実は、Windows XPではより徹底したダークモードが利用可能で、すべてのダイアログやウィンドウがダークな色合いで表示することができました。しかしWindows 8以降これが不可能となり、Windows 11でも一部のシステムダイアログの色の変更ができない状態になっているんです。
あるユーザーは次のように不満を訴えています。
Anyone who says how hard it is to design a dark theme for the so-called “legacy” applications should actually learn how themes used to work in pre-Windows 8 days
いわゆる"レガシー"アプリケーション用のダークテーマをデザインするのがいかに難しいかを言う人は、プレWindows 8時代にテーマがどのように機能していたかを実際に学ぶべきだ。
Microsoftは、Windows 11のダークモードの改良を続けており、プレビュー版ではペイントアプリがダークモードに対応しました。またEdge Canaryでもタブストリップ、ツールバー、お気に入りバー、垂直タブ、サイドバーをさらに暗く表示する実験が行われています。
Microsoftがダークモードを意欲的に改善しているだけに、システムの基本的なダイアログがダークモードに対応しないのをはがゆく思っているユーザーは多いのかもしれません。
[via MSPoweruser]