Googleのイベントにて「新型 Nexus 7」が正式に発表されました(engadget日本版、GIGAZINE、ASCII.jp)。新型の特徴はなんといっても画面の解像度が1920×1200ドットと非常に高くなったことでしょう(323ppiなのでAppleがいうところのRetinaディスプレイの基準を完全にみたしています)。
CPUが1.8倍。GPUが4倍。メモリ搭載量は1GBから2GBに倍増とその他のスペックに関しても順当に進化していて隙が見当たりません。
ars technicsに各種ベンチマークが早くも掲載されています。上はCPU性能を測定する。Geekbenchのスコア。速いです。
価格は16GB版が229ドルで、日本でも数週間以内に発売予定とのこと。
Android 4.3
Android 4.3も発表されました(TechCrunch日本版)。
トピックを抜き出してみると以下のようになります。
- 高速、スムーズ、反応性が良くなった
- OpenGL ES 3.0のサポート
- Bluetooth接続性の拡張。
- Restricted Profiles(制限プロファイル)のサポート
- 位置情報とセンサーの能力向上
- 新しいメディアに対する性能向上
- ビューティフルアプリを作成するための新しい方法
- インターナショナルユーザーのサポート
- アクセシビリティとUIオートメーション
- エンタープライズとセキュリティ
- パフォーマンスを分析する新しい方法
ITmediaによると、現行Nexus 4、Nexus 7、Nexus 10に関しては今日から順次OTAで配信されていくそうです。うちのNexus 7にはまだきてませんが、更新が楽しみ。
Google版Apple TV? Chromecast
さらにGoogle版のApple TVともいえそうなChromecastも発表されました(engadget日本版)。
要するにTVのHDMI端子に接続するタイプの動画受信機器で、端末の操作はAndroid/iOS/Mac/Windowsから行い、受信自体はChromecastが行うという仕組みになっているようです(AirPlayのように端末からストリーミングするわけじゃないので操作後は、モバイル端末が自由になる)。
対応するサービスは、YouTube、Netflix、Google Play Videoなど。Huluは残念ながらありませんでした。35ドルと非常に安いので日本でも使えるようになったらほしいかも。
Nexus 7 2013は買いか?
現行Nexus 7を買いそびれていた人なら、完全に買いだと思われます。現行Nexus 7を持っている場合、現状のスペックに不満があるなら買い替えですかね。個人的に現行Nexus 7に不満はありませんでしたが、さらに高詳細になったディスプレイで自炊漫画を読んでみたい気もします。