Microsoftが社内向けLinuxディストリビューション「CBL-Mariner 2.0」の最新アップデート「CBL-Mariner 2.0.20230721」をリリースしました(Phoronix)。
最新版には、新しいパッケージの追加や、セキュリティパッチの適用、その他さまざまな更新が含まれています。
例えば、python-resolvelibやOpenCSD 1.4のような新しいパッケージが含まれており、さらに、RustパッケージのClippyも追加されています。Clippyは20年ほど前に活躍したMicrosoft Officeのバーチャルアシスタントではなく、Rustで書かれたRust言語向けのlinterツール(プログラミングのミスをチェックするためのツール)となっています。
その他、意図的に古いDNSレコードを提供する機能の追加や、HTTP Gunzipモジュールを含むNginxビルド、様々なセキュリティパッチ、Marinerからk3sの削除、多数のパッケージの更新などが行われています。
新バージョンの詳細の確認やダウンロードはGitHubで可能です。