Windows 11のファイルエクスプローラーは、デザインが刷新された反面、ファイルの読み込みが遅かったり、検索結果を表示するのに時間がかかりすぎたりするという問題が報告されています。
Windows 10と比較したテストでも実際に速度の低下が確認されていたなか、ファイルエクスプローラーの動作が高速化するOSのバグが発見され話題となっています(Neowin)。
X(Twitter)ユーザーのVivy氏が発見した情報は、Windows 11のファイルエクスプローラーをフルスクリーンモードに切り替え(F11を押す)た後、フルスクリーンモードを終了(F11を再度押す)すると、フォルダの内容が瞬時に読み込まれサムネイルプレビューも作成されるというものです。同時にファイルエクスプローラー内の検索機能も応答性が改善され、キビキビと動作するようになるとのこと。
Did you know you can speedup explorer by use of bugs?
Turns out switching in and out of full screen mode (F11) noticeably improves load times!
Wish this was the performance we get out of box.
(Yes navbar breaks.. tho navbar shouldn't cause such a huge snappiness regression..) pic.twitter.com/GObybf1C8q
— Vivy⚡ (@VivyVCCS) September 3, 2023
あるRedditのユーザーは、このバグによって多数の音楽ファイルを含むフォルダの読み込み速度が、Windows 7のように改善したとコメントしています。
I tested it on a music folder with 1800+ subfolders, and 25,000+ files: Everything opens instantly, awesome. This is the performance that we had in the Explorer of Windows 7.
1800以上のサブフォルダと25,000以上のファイルがある音楽フォルダでテストしてみた: すべてが瞬時に開き、素晴らしい。これはWindows 7のエクスプローラーにあったパフォーマンスだ。
バグはWindows 11のCanaryビルドから、Windows 11のオリジナルリリース(22000、21H2)まで、Windows 11のすべてのバージョンに影響を及ぼしている模様。
この挙動が本当にバグならば、ファイルエクスプローラーの動作速度は簡単に改善することができそうです。